初のイタリア・ミラノは、観るものすべてが魅力的で楽しくて少し大人になれたところでした。
初ミラノファッションはヴィットーリオ・エマヌエーレ2世
ミラノ大聖堂も日中と夕方とでは雰囲気がまるで違い、時間の経過が何倍も速く感じるところでした。
落ち着きのあるカフェで、お買いものの計画を立て出発。まずは、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアでお買いもの。
ガッレリアの紋章
少し歩いた先のアーケードでは、たくさんの人がいて、アジア系の方、アラブ系の方が「幸せのシンボル」の順番待ちでした。
ガッレリアの中央部の道に描かれるイタリア4都市の紋章。その中の1つ、牡牛を描いたトリノの紋章が有名です。
その牡牛の股間あたりの窪みにかかとをつけて一回転すると幸運を招くと言われているようです。
モザイク画にかかとをつけてクルクル回るのですが、世界共通、目が回るんだと笑いと楽しいひと時でした。
ミラノのウインドウショッピング
せっかくミラノに来たので、靴やブーツは外せないと思っていました。
ウインドウ越しに観る靴は日本では履くことができないデザインでしたが、とても新鮮な気持ちになりました。
寒い時期に訪れたせいもあってファー使いは圧巻でした。
ミラノのファッションコーディネート
買い物途中に帰宅するミラノの女性が増えるたび、細見で美しい女性が多いのに驚きました。
コートも細見でと言うよりは、自身の体型に合った着こなしをされていて、シンプルでコーディネートもかっこいい。
日本では、冬になると着ぶくれしてしまうのはしょうがないと諦めてしまうところですが、工夫次第でこんなにも違うのかと感心しました。
下着の売り場でもコーディネートや温かいインナーもすすめてくれる配慮はうれしかったのを覚えています。
着ぶくれ状態の私も買い物の途中から恥ずかしい気持ちが大きくなりましたが、すれ違うかっこいい女性は、ウインクしたり、手をあげて挨拶をしてくれる気持ちのよい場所でした。
ミラノファッションはコートも違う
せっかくなら、かっこいい女性に近づきたいとウインドウに飾られていた細見のコートのお店に入店。
店員の女性も言葉は伝わりませんでしたが、身振り手振りでコミニュケーションをとることが出来ました。
たぶん着てみたらと言って頂いたと思いますが、ウインドウのコートを着せてくれました。
ビックリするほど、温かく細見なのでかっこいい。観た感じは、かっこいいけど寒い(薄手)かな?と思いましたが着てみて見た目と違うのがわかりました。
もちろん購入して、合わせて着るものも教えてくれましたが、家にあるパンツで十分と言っているのには驚きました。
日本でも着てみようと思っていたのですが、あまりの環境の違いで?雰囲気?ファッションの違い?のためか、一度も袖を通すことなく、毎年、大切に保管しています。
いつか着れることを信じて。
また、ミラノに行く機会があれば着ていきたいコートです。